初めてクラウドソーシングで建築図面を依頼。発注する際の注意点やポイントはありますか?

クラウドソーシングは日本中のフリーランスに業務をアウトソーシングできるサービスです。建築専門のクラウドソーシングサービスもあり、建築図面・パース・プラン作成などの急な依頼に便利です。
クラウドソーシングでの仕事依頼は、これまでの外注とは違うところもあり、注意が必要です。発注に際して、最低限知っておくべき注意点と上手に発注するポイントをまとめました。

発注先の選定は自ら行う

例えば、建築専門クラウドソーシングサイトSTUDIO UNBUILT(スタジオアンビルト)には日本全国の個人の建築デザイナーやエンジニアが登録しています。
仕事はサイト運営者に依頼するのではなく、直接全国の登録メンバーに依頼します。そのため、まずは依頼先を発注者自らが選定する必要があります。

仕事依頼を登録すると、全国の登録メンバーから見積り提案が届きます。
提案内容やプロフィール、過去の評価を確認したり、過去に作成した図面などを送付してもらうなどして、メンバーを選定しましょう。
最短で当日中、長くても1週間以内に依頼先を見つけられます。

料金だけで選ばない

依頼先の選定では、まず見積り価格が気になるところですが、仕事の品質や円滑な進行ができるメンバーを選ぶことが一番大切です。
例えば、過去に作成した図面を送ってもらい、スキルや能力の判断材料とすることができます。さらに、提案の文面やメッセージでのやり取り、レスポンススピードなどから、対応の良しあしや仕事に対する力の入れ具合を判断することができます。
不安な場合は、まず少しだけ仕事を依頼してみて、様子を見ながら発注量を増やすのも一つの手です。
ついついコスト重視で選んでしまいますが、プロジェクトの成功や今後のことも考えて依頼先を選定したいところです。

仕事開始前に仮払いが必要

クラウドソーシングサイトでは非対面での取引を安全に行うため、”仮払い”システムが採用されています。
”仮払い”システムは、お仕事開始前に報酬をサイト運営事務局に支払い、仕事が完了すると、運営事務局より受注者に報酬が支払いが行われるシステムです。
”仮払い”により仕事をしたのに報酬が支払われない、お金を払ったのに仕事がされないといったトラブルを防止できるメリットがあります。カード決済も利用できます。

連絡はこまめにとる

クラウドソーシングは非対面で完結する仕事も多く、こまめに連絡を取り合うことが大切です。
特に初めての取引先の場合は進捗状況を定期的に報告してもらいましょう。また、連絡手段もサイト上のメッセージ機能の他に、契約後に連絡先を交換するなど、連絡手段を複数確保しておくと安心です。

以上の点に注意しながら、上手にクラウドソーシングを活用しましょう。

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