インテリアコーディネーターが実践する失敗しないお客様との打ち合わせ方法

お客様とクロス・カーペット等の内装材や家具・カーテン等のインテリアアイテムについて選定(インテリアコーディネート)を行う場合、その打合せには事前のヒアリングや魅力的なプレゼンテーション資料が欠かせません。
また、順序立てた効率の良い打合せ内容になるよう心掛ける事も必要です。

① 打合せを行う前に

お客様より依頼を請けた場合、先ずは希望イメージ・好みをお聞きし対象の空間のサイズ・特性・利用方法・隣接する空間とその繋がり方・設置予定のインテリアアイテム等をヒアリングします、場合によっては現場調査を行いましょう。
ヒアリングを行う際、複数のスタイルのイメージ写真・サンプル等の資料を用いる事でより具体的な希望イメージを聞き取る事ができるでしょう。

② プレゼンテーション資料

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インテリアコーディネートの打ち合わせでは、お客様に立体的な部屋のイメージや使われる素材の色・質感等を理解していただく事が重要になります。
色や質感を理解して頂く手段として壁材・床材・カーテンソファ生地等のサンプル、それらのサンプルを一つのボードに張り付けたプレゼンテーションボード等を用いましょう。
また 対象の空間がどんな部屋になるのかを立体的に解り易く伝える為には、インテリアパースやイメージスケッチを用いると効果的です。
これらの資料を用いて、内容の濃い充実した打合せを行いましょう。

③ 打合せ手順

インテリアコーディネートの打合わせを進めていく一般的な手順として、先ずは利用頻度の多い部屋から打合せを始めます。
例えば、住宅の場合
「リビングダイニング→キッチン→居室→水回り(トイレ・洗面・浴室)→玄関・廊下・納戸」の順に打ち合わせを進めて行くと良いでしょう。
内装材を決める場合は、「床→壁→天井」の順で素材を決めていきます。その際床を一番濃い色に、壁続いて天井の順で薄い色の素材を選ぶのがコツです。地球の大地と空の関係がそうであるように空間に落ち着きと広がりを与えてくれるでしょう。
内装材が決まると家具カーテン等のインテリアアイテムを決めます。この場合面積の大きいアイテムから検討していきましょう。

④ インターネット環境を使っての打合せ

最近ではインターネット環境を使って遠方のお客様と会話しながら打合せが出来るようになりました。WEB上に自社のカタログを掲載しているメーカーも多く、それらを見ながら
打合せを行う事で実際に会って打合せする時と変わらない充実した打合せが出来るようになりました。
但し、無駄な時間を無くし打合せ内容をあらかじめ絞って手順良く行う事、実際の色や質感を伝えるのが難しいため、必ずサンプルやプレゼンテーションボード等を相手に届けて確認して頂く事が必要です。


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medium Plan&Planさん
兵庫県神戸市在住の インテリアコーディネーター及びインテリアプランナーです。
快適で素敵な空間作りのお手伝いをいたします。
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