通常、コンセントは家電製品などのためのものですが、私自身が今までに実践した 少し変わった方法とおすすめの使用方法をご紹介したいと思います。
意外と便利、コンセントにスイッチを接続
省エネの意識の高いお客様には「キッチンの家電は、使わないとき 電源をコンセントから抜いていますか?」
という質問をします。
電子レンジやトースター ポットや炊飯器などの家電は毎日使うものですが、冷蔵庫のように常に電気が必要 な物ではありません。
そのため待機電力を消費するため使う時だけコンセントを入れる という方法で省エネできます。
しかし電子レンジなどの場合、重く奥行きもあるためコンセントの 場所によっては、抜き差しが難しい場合や、他の家電のコンセントを ひとつずつ抜き差しするのは手間がかかります。
そこでオススメするのが これらのコンセントにスイッチを接続する事です。
キッチンで家事をする 時だけ電源を入れ、キッチンを出る時にキッチンの照明の電源を切るように 家電の電気を切る事ができます。
この場合スイッチを蛍スイッチにしておけば 電源が入っているか入っていないのか一目で確認する事が出来るのでオススメです。
スイッチ付きコンセントというのもあります
Panasonic こまめにスイッチ
まだまだあるこんな方法
インテリアや 部屋の明るさを考慮するためにフロアスタンド照明を照明計画に取り入れる場合に
「フロアスタンドはその場に行かないとスイッチが入切できない から面倒くさい」と思わる方が多くいらっしゃいます。
そんな時にオススメするのが、フロアスタンドを設置予定の 箇所にコンセントを設け、そのコンセントにスイッチを接続し、そのスイッチを お部屋の照明のスイッチがある箇所に設置するというものです。
また、間接照明を計画したいけれど、予算上難しいというお客様には、リビングなどの飾り棚やソファの足元などに コンセントを設け、お客様自身にて小さいフロアスタンドを設置いただくことをご提案できます。
その場合は、そのコンセントもスイッチを接続するだけで 簡単に間接照明を楽しむ事が可能です。
注意点としては、この照明用のコンセントを家電などに接続して照明と一緒にスイッチで消してしまう 可能性があるため、デザインを分けるなど分かりやすして、一言お客様にお伝えしておくことが大事です
ABOUTこの記事をかいた人
AKIさん 香港在住。10年間イリアデザイナーとして、プランの相談から使用素材の選定、照明計画までを担当。 →STUDIOUNBUILTプロフィールページ |