クラウドソーシングの場で活用する3次元モデル

3次元モデラ―が普及したことにより、多くの場面で活用されるようになりました。
実物の模型と違ってデータでのやり取りができることから、クラウドソーシングの場面においても有効です。

クラウドソーシングはその分野を得意とする専門家にコンタクトする事が出来、協同作業により業務の巾を広げてくれます。
一例が設計者がプランのみ作成し、外観デザインを外注する場合です。ここで求められるのは高解像度の完成パースではなく、設計の進行にあわせて段階的に作成されるモデルです。

モデリングにはスケッチアップを使用していますが、依頼者の環境に応じてアニメーションに描き出したり、3DPDFに変換することにより、3次元データ以外にも立体的に確認してもらうことが可能です。

STEP1

まずは依頼者がラフプランを作成し、外観デザイナーはこれをもとに3次元モデルを作成します。初期の段階では着色していないホワイトモデルを作成して形状の検討を行います。

whitemodel1

STEP2

依頼者はホワイトモデルを使ってクライアントと打合を行います。ここで屋根形状等の見直しがあればホワイトモデルの修正を行います。

whitemodel2

STEP3

仕様打合に入ると、2~3案程度のカラ―モデルを作成し、最終案の決定となります。

whitemodel3

3次元モデルデータのやりとりにより、立体的な理解を深めた打合が可能となります。
それは依頼者と外観デザイナー間だけなく、クライアントとの打合にも有効です。


ABOUTこの記事をかいた人

medium softdesign-kさん
愛知県を中心に注文住宅を設計しています。
「愛着のあるものに囲まれてセンス良く健康的に暮らす」をテーマに、自然素材を使ったデザイン住宅を提案しています。
STUDIOUNBUILTプロフィールページ

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