ＣＡＤ上に画像貼り付ける際、便利なソフト

図面に画像を貼りつけたいときがありませんか？例えば配置図、又は土質柱状図などは画像データを貼り付けた方が簡単に作成できることも。中には簡単なプレゼン資料やチラシをＣＡＤで作成する際、画像を貼りつけたいという意見もあるようです。

そんなＣＡＤ上での画像貼り付けですが、ＣＡＤソフトによっては古いバージョンの場合に画像貼り付け機能が備わっていない場合があります。今回はそんな画像貼り付けに便利なツールやサービスを紹介します。

AutocadLTで簡単操作が可能、「LTらすた」

AutocadLTをご利用の方は、「ＣＡＤ上で画像が貼りつけられない！」と悩むことがあるかもしれません。実は、AutocadLTのバージョンによっては画像貼り付け機能が搭載されていないケースがあるからです。そんな「画像が貼れない！」という悩みを一気に解決してくれるツールが「LTらすた（http://www.e-nankyu.co.jp/deta/sakuzu/last/help.htm）」です。ソフト名の「らすた」とは「ラスタ画像」を意味します。無料ソフトで操作性も抜群です。使い方ですが、まず「ＬＴらすた」を起動します（Autocadを開いている状態です）。次に「イメージをアタッチ」をクリック。貼りつけたい画像を開いて選択します。そのままＣＡＤ画面上にクリックすれば、画像を貼りつけることができます。

Jw_cadは、画像の挿入が可能

無料で使えるJw_cadは、元々画像の挿入が可能です。Jw_cadを開きます。「編集」⇒「画像編集」をクリックします。すると左上部分に「画像挿入」ボタンが表示されます。ここをクリックすれば、ＣＡＤ上に画像を挿入することが可能です。但し貼りつけられる画像データはビットマップ（ラスタ画像）だけ。よくあるjpgなどは一度、画像データをビットマップに変換するなど対処が必要です。

まとめ

今回はＣＡＤ上に画像データを貼りつけるソフトや方法を紹介しました。Jw_cadは無料でフル機能が使えるので画像挿入も苦労しません（バージョンの更新も無料で行えます）。逆にAutocadなどの優良ソフトはバージョンが低い場合、機能が少ない場合も。「LTらすた」は操作性が簡単な画像貼り付けソフトです。これを機に画像貼り付けの疑問が解決すれば幸いです。