手書きの線画パースの依頼をされた工務店さんを訪ねました

スタジオアンビルトの利用者インタビュー（工務店編）

今回は、横浜市青葉区にて2014年に設立された工務店「株式会社 古今（ここん）」（以下、古今）の代表、元井史朗さんにお会いしました。

古今さんは、３０代の若手メンバーで木造戸建住宅やリノベーションの設計施工を請負う工務店です。

事務所兼ショールームとなっている素敵な建物でお話しを伺いました。

自然素材を使った居心地の良いショールーム

スタジオアンビルトを知ったきっかけは何だったのでしょうか？

ある設計事務所さんの工事を請け負った際に、図面に書かれていたパースを見て、聞いてみたところ、スタジオアンビルトさんでパースを発注されたとのことで知りました。

利用のきっかけはどのようなタイミングでしたか？

完成した建物のオープンハウス用のチラシに載せるイメージパースをどうしようかと思っていました。チラシを出す時には、まだ工事中の物件ですので、完成写真をチラシに掲載することができません。

また、ＣＧのようなクールな雰囲気ではなく、温かい雰囲気のある手書きのイメージパースがあったら良いと思いました。

しかし、引渡し間際のタイミングは工務店にとってもとても忙しく、なかなかパースを書く時間はとれませんでしたので、利用してみようと思いました。

代表の元井さん

スタジオアンビルトではどのような使い方をされましたか？

パースを専門で描いている方に手書きの線画パースを書いてもらい、着彩は自分たちで行う、という方法を取ることにしました。

公募している時間があまり無かったので、「メンバーを探す」というメニューから、手書きパースで実績数が多く評価の高い「akiyama pers studioさん」に指名して依頼を行いました。

（参考：スタジオアンビルトには、＜公募して選定＞と＜指名して依頼＞という２種類の見積もり依頼方法があります。→詳しくはこちら「ご利用の流れ」）

依頼の仕方で工夫した点はありますか？

まずは平面図を送り、依頼をしました。「akiyama pers studioさん」からはパースのアングルを決めてほしいとのことでしたので、アングルを平面図に矢印で書き込みました。また、照明の位置を図示し、シーリング照明はルイスポールセンの照明を、テーブルは製作でしたので、追加で図面をお送りしました。

分かりにくい部分は工事中の現場の写真も送り、植栽などのイメージもを伝えました。

実際に送った現場の写真：印刷をしてから、手書きで植栽や照明器具のイメージを書き入れた。

詳しく指示されていて分かりやすいですね。インターネット上で伝えることは難しくなかったですか？

日頃の仕事においても、職人さんが高齢化してきており、ニュアンスを伝えることの難しさを感じています。

実は、パースを依頼するのが初めてだったので、視点の高さについてあまり意識せず、依頼をしてしまいました。

できあがったパースは、自分の想定よりは若干視点が高かったのですが、手書きパースですので、簡単には修正できないので、最初からそれも含めて伝えればよかったと思っています。

依頼しての感想をお聞かせください。

今回は初めてインターネット上での依頼だったので、細かいニュアンスが伝わるか不安だったのですが、完成したパースは大変細かくイメージ以上のものができたので、満足しております。

どのように使われたか見せていただけますか？

こちらが、「akiyama pers studioさん」にかいていただいた線画パースに、こちらで着彩したチラシになります。

左が依頼して作画した線画パース、右が着彩したチラシ。

今後、スタジオアンビルトを通じて、どのようなサービスを使ってみたいですか？

建築に関連する色々な専門家の方がいるかと思うのですが、例えば、司法書士さんは建売住宅しか経験の無い方も多いので、それ以外の経験のある方に依頼をしてみたいです。

あとは、時間の無い時には法規チェックなども依頼できると良いな、と思っています。

ありがとうございます。

たしかに、設計事務所や工務店で家を建てる際の経験豊富な司法書士さんは、まだメンバーにはいないので、これから集めてみますね。

法規チェックや相談のできるメンバーはこちらから探せますので、お忙しいときには使ってみてください。→「建築の法律・契約相談のお仕事を依頼できるメンバー一覧」

株式会社古今の元井さん、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました！

スタジオアンビルトでは、全国のユーザーさん（メンバーさん、クライアントさん）から使った時の感想や、ご意見をぜひいただきたいと思っております。

また、今後どのようなサービスがあると自社のために活用できるかのご意見を頂戴し、どんどんサービスに反映していきたいと考えております。

取材させていただくことのできるユーザーさんは、ぜひ「お問い合わせ」ページよりご連絡くださいませ。

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