クラウドソーシングでメンバー(受注者)を公募すると、早ければ1時間以内にメンバーから応募が届きます。
人気案件ではすぐに応募が届くのに、1週間たっても応募数が”ゼロ”という案件もあります。
提案が集まらない場合には以下のいずれかに対応することで提案が届く可能性を上げられます。
予算を上げる
提案が集まらない一番の多い原因は依頼料金が安すぎることです。
クラウドソーシングは一般的な外注に比べて予算を抑えられる傾向にありますが、余りに低い料金では誰も仕事をしたいと思いません。予算は可能な範囲で高めに設定しするのがベストです。
適正な料金が分からない場合には具体的な予算を提示せず、見積りを出してもらう形にすると提案が集まり易くなります。
依頼文を充実させる
依頼内容が具体的でないものは仕事をしてくれるメンバーが集まりにくくなる傾向にあります。
例えば、「図面を作成してほしい」の一言では仕事の内容やどの程度時間がかかるか分かりません。図面の種類や枚数、使用CAD、建物用途、規模、構造、納期など、より具体的に仕事内容を記載することでメンバーからの応募が集まり易くなります。
また、依頼文が充実していても、うっかり充実させすぎて、次回依頼したいことまで書いてしまうのはNGです。
例えば、今回「図面」をお願いして、いずれ「パース」も描いてほしいといった場合です。仕事のスケジュールが組みにくく、応募しづらくなる上、図面とパースがどちらも上手な人は少なく、それぞれ専門の人にお願いした方が早くて高品質です。
次回以降お願いしたいことがある場合でも、まずは直近の案件の仕事内容で募集するようにしましょう。
募集期間を延長する
提案の募集期間が数日など、短い場合も提案が集まりにくくなります。
募集期間が増えると募集ページへのアクセス数も増えるためより提案が集まり易くなります。
スケジュールに余裕をもって1週間~2週間に設定して募集すると、提案が届く可能性を上げられます。
リモートで完結する
「事務所内で作業できる方」
「対面で打ち合わせできる方」
といった、作業や打合せ場所に制限のある案件は、近くに住むメンバーに限定されるため、提案が集まりにくくなります。
なるべく打合せは電話やスカイプなどを用いて非対面で完結するようにすると、一気に受注可能なメンバーの母数が増えるため提案が集まり易くなります。
とはいえ、どうしても対面打合せが必要な場合もあると思いますので、その場合は募集期間を長くしたり、予算を高めに設定などの工夫をすると効果的です。